2016年12月28日

子どもと炭素の話 「鉛筆が高級に見える!」

前回ブログに書いた『もしも原子が見えたなら』の授業後の話しをしたいと思います。小学校3年生の担任をしていた頃の思い出話です。

『もしも原子が見えたなら』って何の話し?という方はこちら

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ある日のことです。授業の合間の雑談の中で,鉛筆とダイヤモンドは同じ炭素原子でできているんだという話しをしたことがあります。

『鉛筆が高級に見える〜っ!』
『大事に使お〜♪』

と,とても大盛り上がりだったのですが,その話しの延長で,ダイヤモンドをうんと高い温度で燃やしてしまうと二酸化炭素になって消えてしまうんだよと子どもたちに話しをすると,

『どうしてC(炭素)がCO2(二酸化炭素)になってしまうんですか?』
『O2(酸素)はどこからきたんですか?』

という質問が返ってきました。小学生からそのような質問が返ってくるんなんて思ってもみなかったので,その瞬間ものすごく感動しました(*'д'*)少なくとも私が小学生の時には考えもしなかったなぁ。すごいぞ我がクラス。

その後,燃焼について少し説明をしたのですが,その後子どもたちが何か物が燃えているものを見るたびに

『先生!二酸化炭素がでてきてますね!』

と叫んでいました。ほかの先生方がものすごくビックリしていたのは言うまでもないですが(;´-ω-)

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タイマー製作過程.PNG
↑タイマー用の素材を作成中…。
posted by みさき先生 at 19:17| 鹿児島 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月27日

もしも原子が見えたなら…

昔,私が小学校の担任をしていた頃,理科の発展的な内容として「もしも原子が見えたなら」という授業を行ったことがあります。

実験ではなく,原子や分子のお話を聞きながら模型を作っていくという授業形式で行いました。

ところで,原子という言葉を聞いたことがありますか?

わたしたちの身の回りにあるものはみんな原子からできています。でも,小さすぎてみることはできません。では,原子を一億倍してみるとどのくらいの大きさになるでしょうか。

もし,人間の頭を一億倍したら,鹿児島より大きくなり,日本より大きくなり,アジアより大きくなり…そして地球よりも大きくなります。

それに対し,水素原子の場合だと1億倍してもたったの2.4pの球にしかなりません。

どれだけ,原子が小さいものなのかが分かりますね。

世界がこのような原子たちでできているということが分かったら,何だか世界が違って見えますよね!

「原子や分子は小学生には難しいんじゃない?」と思われるかもしれませんが,原子は様々な科学的現象の基礎であると伴に,これから理科を学んでいく中で,様々な科学的現象のイメージがしやすくなります。

例えば,水が沸騰して水蒸気があがっている様子を見ても,温度が上がると水分子が激しく動いて,外に飛び出してしまうんだという見方をすることができます。現象をイメージ化することはとても科学的な見方・考え方を行う上で大切です。

以前ご紹介した『重さ』の授業(小学校3年生での理科「重さ」の実践記録 その3)の,食塩水を沸騰させる実験の討論でも,子どもたちが原子分子の概念を元に論を展開させている様子がとても印象的でしたね。他にも色々と面白い話がありますが,それはまたの機会に。

最初に発展的内容としてと言いましたが,本当は一番の基礎の部分なのかも知れませんね!

[追記]
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昔はまってたバイオカイト。とってもよく上がる凧です。写真はキットを使って手作りしたもの。
P1120015.JPG
またあげたいなー。
posted by みさき先生 at 17:42| 鹿児島 ☔| 理科教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おおかぜこいシートの作り方(特別支援学校教材教具)

子どもたちが好きな歌遊びの中に「おおかぜこい」という歌遊び(感触遊び)があります。(たぶん検索すれば何かしらの動画があるはず。)
「おおかぜこい」は,歌に合わせて子どもたちの上で布やビニールなどのシートを上下することで起こる風の感触やシートの感触,シートが上下する動きや音を楽しみます。
おおかぜこい.png

私は授業の中でたくさんの子どもたちが一度に遊べるようにビニールでこのシートを製作しています。およそ4m×8mくらいかな。さらに,春夏秋冬の模様のシートをそれぞれ作ることによって季節遊びの中でも取り入れたりすることがあります。「上から下から大風こい♪こいこいこい♪」の歌詞を「上から下から春風こい♪こいこいこい♪」なんて歌詞を変えたりしてね♪

大風シート夏.png
大風シート夏バージョン

大風シート夏拡大.png
大風シート夏バージョン模様拡大
※校外学習で水族館に行くため,水族館の雰囲気を体感する活動も込みで海の中の模様にしています。

せっかくなので作り方をご紹介しますね!

★おおかぜシートの作り方★
※冬バージョンの製作の様子を掲載します。

[材料・道具]
大風シート材料.jpg

透明折り紙.jpg

・カラーポリロール
(幅450mm×30m巻 1,300円ぐらいで販売されています。私はネットで購入しました!)
・布テープ
・透明梱包用テープ
・セロハンテープ
・透明折り紙(みんな大好き!ダイソー商品)
・ハサミ
・スプレーのり

カラーポリ袋を切って貼り合わせても良いのですが,何枚もの袋を切って貼り付けての手間を考えると絶対にポリロールが良いと思います!製作にかかる時間と仕上がりのきれいさが格段に違ってきます。時間は倍以上違うんじゃないかなぁ…。
透明折り紙はダイソーで購入。シートの模様に使います。セロファンのような透明さがあり,折り紙のように加工がしやすいです。ビニールでシートを製作することで光を通しとてもきれいなので,今回はシートにつける模様も透明な素材を使用することにしました。風の感触だけでなく,光刺激も加わって子供たちは大喜びですよー。模様の接着はスプレーのりです。

[作り方]
@カラーポリロールの端をセロハンテープで固定します。

大風シート作り方1.jpg

Aカラーポリロールを作りたい長さまで伸ばし,カットします。

大風シート作り方2.jpg

Bカラーポリロールは2つ折りになっているので広げます。動かないようにセロハンテープで固定します。

大風シート作り方3.jpg

CAで広げたポリロールの横に,さらに2p程度重ねて伸ばし広げます。同じようにして作りたい広さになるまでどんどん隣に伸ばし広げます。2pの重なり部分にも,ずれないように何か所かセロテープで固定をします。

大風シート作り方4.jpg

大風シート作り方5.jpg

D作りたい広さになるまでポリロールを並べ終わったら,透明梱包用テープでポリロールをつなげていきます。2p重ねた部分の上に透明梱包用テープを貼っていきます。貼り始め,貼り終わりはシートからはみ出るようにして貼り付けると作業がしやすいです。

大風シート作り方6.jpg

大風シート作り方7.jpg

E透明梱包用テープでつなげ作業が終わったら,シートの縁を布テープで補強します。シートを上下する際,シートが大きい分,シートには大きな空気の抵抗を受けます。補強しないとあっという間に破けてしまいます。布テープは各辺2列貼ります。

大風シート作り方12.jpg

大風シート作り方13.jpg

この布テープの部分を職員が持ってシートを上下させることになります。1列だとどうしてもビニールのみの部分を持ってしまい破ける原因になります。初めておおかぜシートを作った時に1列しか補強してなかったのですぐに破けてしまいました…。2列にしてからは破けてません。

Fおおかぜシートに模様をつけます。透明折り紙を好きな模様に切り,スプレーのりをふりかけ貼り付けていきます。写真は雪をイメージして丸い形に切って貼り付けてみました。今回は他の先生方にお手伝いもいただきあっという間に貼り付け作業が終わりました!ありがとうございました!遊び心でいくつかハートの形もいれてみました。

大風シート作り方14.jpg

G乾いたら固定していたテープを剥がし,裏に折り込みます。

大風シート作り方15.jpg

大風シート作り方16.jpg

四隅は布テープのおかげで丈夫なので,ハトメをして上からカーテンのように吊り下げたりしてもおもしろいかと思います。

床に張り付いているその他のテープ類も裏に折り込んで貼っちゃってください。気になる人はハサミできれいにカットしてもOK。

床から剥がし,テープ処理したら完成です。

[遊び方]
おおかぜこい.png

歌を歌いながら子供たちの頭上でシートを上下させてください。歌は動画サイト等で検索してくださいね!

[注意]
上から下にシートを動かす際,シートが子どもに当たると結構痛いです!勢いよく当たらないように使用してください。

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気付けばこんなじかーん!!( *゚Д゚).;'.、グハッ!!

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posted by みさき先生 at 03:58| 鹿児島 🌁| 特別支援学校関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする